月が綺麗ですね。私あなたとなら死んでもいいわ。そして、反省と述懐
長らく思い違いをしていたのだが、「月が綺麗ですね」の正しい返しは「私あなたとなら死んでもいいわ」ではないのですね。
そもそも「私あなたとなら死んでもいいわ」ではなく、「私死んでもいいわ」が正確な表示であるし、それを訳したのは二葉亭四迷である。
もっというと、夏目漱石が「I love you」を「月が綺麗ですね」と訳した話は夏目漱石の小説に出てくる話だと思っていた。
もはや何が何だかわからない状態である。
しっかりと事実を調査しないで、雰囲気と想像で生きているからこんなことが起きるのだろうと悩み始めた。
そんな風に想像と雰囲気だけで生きていると、自分の正しい姿が全く見えずに実力を過大評価しがちになる。
そうなるとなんだか根拠のない自信だけ大きくなり、実力があると思い込んでいるものだから尊大な態度になり、誰もよりつかなくなってくる。
誰も寄り付かないから冷静な意見をもらえなくなるので、ますます根拠のない自信だけが大きくなる。
本来の実力が見えても根拠のない自信が大きくなりすぎているものだから、引っ込みがつかなくなってどうにも立ち行かなくなって動けなくなる。
周りの人間も苦笑いするしかなくなる。
さて、どうしたものか。
もしかしたら、この状況が想像の産物でしかない可能性もある。何を信じたら良いのか。
そんなことを考えていると、小学生の時にトイレで浮かんだ強い疑問を思い出した。
「自分はいま、本当にトイレで用を足しているのだろうか。トイレにいるのは錯覚で実は教室の中にいて、そこで用を足してしまっているのではないか」
悩みと疑問が同じ構造になっている。昔からこんなことを考えているのかと呆れてしまった。
ただ、中学生以前の過去の記憶はほとんど曖昧で、実際の出来事なのか、当時の自分の妄想の中の出来事だったのか、はたまた直近見た夢の中のことだったか混濁しているので、ずっと考えていることかは定かではない。そして、確かめるすべもない。
他者との接触だけが確認する方法だったのだろうが、それは手放してしまって取り戻しかたも忘れてしまった。
おそらく確からしいことは、良い大人になった今でも自分の内側に篭り続けていて、
外の世界と接触することができていないということだろうか。
いつか、外に出る日は来るのだろうか。
2016年のまとめ、振り返り
自分用のメモとして。他人に見せる実績用として。そんな記録。
時系列でつらつらと。
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●1月
企画バンドの言い出しっぺとバンドマスターの人間関係がこじれて空中分解する。
誘われて二つ返事で参加したのに散々である。
解散したい空気が流れているのに、誰も言い出せない冷めた雰囲気で、つらい。
結局、解散しようと合意をするために裏で調整に周り、ライブの穴を開けないように別バンドを用意し、解散にもっていく。
オレは何屋さんなんだ。
あと、ギターを始めたい!と言っていた子のためのバンドでライブをする。
ちなみに肝心のその子は仕事のためにライブに出られなかった。
●2月
解散させたバンドの穴埋めバンドでライブをする。
人間関係も平和だし、お酒も美味しかったので、よかった。
平和って素晴らしい。
あと、メジャーデビューしたアーティストの個人企画のライブのスタッフをしていた。
仕事が炎上してたので、上手くできたかわからなかったが、次回も呼んで頂けそうなので、大丈夫だったのだろう。
楽しかった。
●3月
あまり記憶がない。仕事が炎上していたと記憶している。
●4月
あまり記憶がない。仕事が炎上していたと記憶している。
●5月
引っ越しをする。東京の東側から念願の東側の住人になる。
サブカルおじさんを目指そうとひっそり決意する。
●6月
アニソンのリミックスを公開する。中々の頭の悪さで気に入っている。
●7月
Beer Blue Note(HP:BeerBlueNote Official Site)という音楽サークルを立ち上げる。
コンセプトは「蔵元になりたい」に決まり、酒を飲む口実に曲を作るという頭が悪い活動(褒め言葉)が始まる。楽しい。
●8月
コミケに某サークルのお手伝いとして、売り子をする。
オレは何屋さんなんだ。
あとメジャーデビューしている某ユニットのサポートギターの人のワンマンライブのスタッフをする。
すごくいい人なので、今後の活躍を願っている。
●9月
Beer Blue NoteでM3に参加することになっていたので、そのための曲を作る。
エンジニアらしくBeer Blue NoteのHPのコーディングもする。
設計なしのアドリブ実装は、可用性が低くなるからやめようね!
●10月
M3に初参加でCDが初めて売れて、サークルメンバー一同舞い上がる。
購入して頂いた方に誰の曲が良かったかという質問で、もっと票を集めてさらに舞い上がる。そして、それをメンバーにひたすらいじられる。
●11月
初主催の人のお手伝いとして、アコースティックライブのスタッフをやる。
イベントをカメラマンとスタッフ両方同時進行しながら、軽くローディーとタイムキーパーと精算を手伝うというマルチタスクを行う。
オレは何屋さんなんだ。
それと仕事が客先常駐に変わり、念願のweb系企業での仕事が始まる。
web系の人間になりたかったので、嬉しくて働きまくる。
●12月
仕事で新規取引先開拓をする。
オレは何屋さんなんだ。
月間のエンジニアのMVPみたいなので表彰される。
こっちは素直に嬉しい。一応、エンジニアですからね。
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大まかにはこんな感じな一年でした。
意外といろいろやっているんですね。
今年はかなり頑張ったほうなのではないでしょうか。
来年の目標はアウトプットを増やすというのが基本的な方針になるかな。
あとは自分ができることじゃなくて、自分の好きなことややりたいことに時間の比重を増やしていきたいですね。
今年も1年、お疲れ様でした。
来年もよろしくお願いします。
このブログに関して
初めまして。雨宮九と申します。
このブログはわたくし、雨宮九が徒然と思うままに思考の整理を行うための備忘録となっております。
近頃、日常生活で言葉に詰まることが多く、生活に支障が出てきたため、
リハビリ的に想いを文字に起こす試みをしてみようと思い始めてみた次第でございます。
なので、普段の生活で飲み込んでしまう言葉や表に出せない考えなぞを自分の中で腐らせ、その毒でやられないようにするためのものでございます。
少し言葉が自然でないのは、隙あらば歌の詩にでもしてやろうという魂胆があるからで、まさに備忘録となっております。
思い出したような頻度でしか更新がないかと予想されますが、気長にのんびりとお付き合いいただけたらと思います。